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ホームページをリニューアルするタイミングは?課題別に詳しく解説

2023.03.22

ホームページは作って公開したら終わりという訳ではありません。
日々改善しながら運用を行い、さらに定期的にリニューアルすることで、様々な効果をもたらしてくれます。しかし、いつリニューアルすべきかタイミングに悩むことも多いでしょう。
そこで本記事では、ホームページをリニューアルする具体的なタイミングを詳しく解説していきます。ぜひ参考にして、ホームページの改善にお役立てください。

1.ホームページは何年でリニューアルすればいい?

ホームページリニューアルのタイミング

ホームページリニューアルのタイミングは、開設や前回のリニューアルから3~5年と言われていますが、近年では技術の発達スピードが上がっているため、5年持たないとも言われています。ホームページのデザイン、技術、セキュリティ、ユーザーのインターネット利用環境は、常に変化し続けるので、時代にあったリニューアルが定期的に必要です。
また、3~5年経過していなくても、ホームページがもたらす企業への効果を感じられない場合は、早めにリニューアルを検討しても良いでしょう。

 

2.ホームページをリニューアルするタイミングは?

ホームページをリニューアルするタイミングは、企業や運営しているホームページの状況によって異なります。
ホームページを古いままにしておくと、自社イメージダウンや社内での生産性の低下、顧客獲得のチャンスを逃してしまうなど様々なデメリットを引き起こす可能性があります。
また課題改善以外にも、ブランディング強化やイメージ戦略としてリニューアルを検討するケースもあります。

ここでは、ホームページをリニューアルするタイミングについてそれぞれ解説していきます。

デザインが古いため、刷新したい

リニューアルをせずに何年も放置してしまうと、ホームページの見た目が古くなってしまい、ユーザーにマイナスな印象を与えてしまいます。
古いデザインのホームページは、企業イメージの低下に繋がり、ユーザーが競合他社に流れてしまう原因となります。

例えば、更新の行われていないホームページは、ユーザーが「問い合わせしても繋がらないのではないか・・・」などの不安を抱いてしまい、本来の目的である商品やサービスなどの問い合わせに繋げることができません。古いデザインを刷新することで、企業イメージの向上、商品やサービスの購入などの効果が見込めるでしょう。

 

ホームページの「情報」が古くなった

ホームページの「情報」が古くなっている場合は、リニューアルするタイミングだと言えます。
ホームページを更新せずにいると、ユーザーから見える企業情報は古いままになってしまい、その情報を閲覧したユーザーは、
「この情報は本当に信用できるのだろうか」
「この会社は今も営業しているのだろうか」など、企業に対して不信感を抱く可能性があります。
ホームページを見て問い合わせた際に、ホームページに記載している情報と企業側の対応が異なる場合は、トラブルの原因ともなりますので注意が必要です。

また、企業が成長し他のサービスを展開している場合も、きちんと最新の情報が反映されているホームページに更新するべきでしょう。ホームページをリニューアルすることで、自社での管理もしやすくなり、最新の情報をリアルタイムで届けることも可能になります。

 

スマホ(モバイル)に対応していない

インターネット端末別利用状況調査

(参考)総務省-令和3年通信利用動向調査の結果

少し前までは、インターネットをパソコンで利用する人が多かったのに対し、現在はスマートフォンが主流になっています。
また、総務省の調査では、約7割の人がインターネットをスマホで閲覧しているという結果も出ています。

ホームページが古く、スマホに対応していない場合、「文字の大きさが小さくて見づらい」、「画面全体を見ることが出来ない」などユーザーが使いづらく、ホームページを十分に閲覧せずに離れていく恐れがあります。
ユーザーの離脱率が上がるということは、自社の商品やサービスをアピールできず、問い合わせや購入に繋げていくことができません。

スマホ対応させる際は、そのままスマホ版だけ制作するのではなく、古い情報を見直すチャンスでもありますので、リニューアルを検討してみましょう。

 

セキュリティが充分でない

ホームページが古い状態であると、正常に動作しないだけでなく、セキュリティ面での問題も発生する恐れがあります。充分なセキュリティ対策ができていない場合、サイバー攻撃の被害にあいやすくなり、顧客情報など、情報漏洩の危険性が高まります。
万が一情報漏洩した場合、ユーザーからの信用度は下がり、ホームページ本来の目的である「利益を産み出す手段」から遠のいてしまいます。

サイバー攻撃の調査結果

(参考)帝国データバンク-サイバー攻撃に関する実態アンケート(2022年)

上記のグラフの通り、2022年の帝国データバンクの調査によれば4社に1社が「1年以内にサイバー攻撃を受けた」という結果もあります
サイバー攻撃は大企業問わず中小企業でも年々被害が増加しているので、ホームページが古い場合は、セキュリティの観点からしてもホームページリニューアルのタイミングと言えるでしょう。

 

ホームぺージの操作性を向上させたい

ユーザーが操作しにくいホームページは、ユーザーがページから離脱する原因となり、検索順位低下の恐れがあります。
例えば、ホームページの導線が複雑でユーザーが欲しい情報に辿り着くまでに時間がかかると、ユーザーの離脱率に繋がります。
離脱率が増えると、検索エンジンに有益でないホームページと判断され、検索順位が下がります。
検索順位が下がることで、せっかくの新規顧客獲得やお問合せ、商品やサービスの購入などのビジネスの機会を逃してしまいます。

「ユーザー視点の操作性や使いやすさ」については、実際に利用してくれているユーザーにヒアリングを行うとよいでしょう。「使いにくい」「欲しい情報がどこにあるか分からない」といったお声がある場合は、リニューアルを検討してみましょう。

ホームページのリニューアルについて、その他の問題点や課題を把握する方法は、以下をご覧ください。
>>リニューアルの必要性があるホームページは?課題点を把握する方法も解説

 

情報やコンテンツが増えすぎているので、整理したい

企業のホームページが成長するにつれ、情報やコンテンツが増えていくことは当然のことですが、その分自社での管理が難しくなる場合があります。
情報やコンテンツが増えると、管理やメンテナンスの負荷が増加してしまい、運用に手間やコストがかかってしまいます。

また、企業側だけではなくユーザー側でも、必要な情報を見つけるのに時間がかかり、ページから離脱してしまう可能性や、ユーザーにとって魅力的なコンテンツが埋もれてしまうことで集客力の低下にも繋がります。
情報やコンテンツを整理し、管理をしやすくリニューアルすることで、ホームページの運用効率やユーザー満足度、コンバージョン率の向上に繋がるでしょう。

 

アクセスやコンバージョン数を増やしたい

ホームページの「アクセス数」や「お問合せ、購入などのコンバージョン数」を増やしたい場合は、ホームページに潜む問題点や課題を見つけ、リニューアルで対策する必要があります。
もちろん既存ページの改修で対応できるのであればリニューアルまでは必要ないですが、サイトの構成や全体的なコンテンツ改善が必要な場合は、リニューアルを検討する方が良いでしょう。

また、以前よりもアクセスやコンバージョンが減ってきている・・・という場合は、以下のような原因が考えられます。

  • ホームページのコンテンツが古い
  • ユーザーが求める情報やニーズに合わなくなっている
  • SEOの検索順位が変動した
  • ユーザーの行動パターンが変化した

今よりもアクセスやコンバージョンを増やしたい場合は、自社ホームページが抱えている問題点や課題を明確にし、それぞれに合ったリニューアルを行いましょう。
ホームページの問題点や課題を把握するために、WEBのプロが分析してくれる『無料サイト診断』なども活用すると良いでしょう。
>>無料サイト診断の詳細を見てみる

 

検索エンジンで上位に表示させたい

Googleなどの検索エンジンで上位表示されてないということは、企業や商品、サービスなどをアピールするチャンスを逃しているので、リニューアルで対策していく必要があります。
SEO対策を行いホームページを検索エンジンで上位に表示させることで、ユーザーが企業を認知しやすくなり、信頼性や知名度など企業イメージの向上に繋がります。

また、検索エンジンからのアクセス数が増えることで、新規顧客獲得の可能性も広がります。SEO対策は専門的な知識が必要なため、専門家に依頼することも検討してみましょう。

>>参考記事:ホームページのSEO対策をしたい人必見!SEO対策の必要性や費用を解説

 

自社のリブランディング・イメージアップをしたい

「自社のブランディングの方向性を変えたい」、「企業のイメージを刷新したい」のような場合も、ホームページをリニューアルするタイミングと言えるでしょう。

ホームページは、企業の顔と言っても良いほど、企業イメージに大きな影響があります。
例えば、「先進性」を売りにしている企業のホームページが古いデザインのままであれば、「本当に技術の変化に対応できているのだろうか」と不信感を与えてしまいます。
このように、ホームページと自社のコンセプトやブランディングに相違がある場合、自社の強みを上手く伝えるどころか、イメージダウンの恐れもあります。
「〇〇といえばこの会社」とユーザーに具体的なイメージを持ってもらえるように、自社のブランディングやイメージに合わせてデザインやコンテンツをリニューアルしましょう。

また、企業ブランディングに関わるような新ブランドや新サービスがリリースされる場合も話題性や認知度を上げるために、ホームぺージに反映した方が良いでしょう。
ホームページをリニューアルすることで、「その企業が何をしているのか」「どのようなコンセプトなのか」をはっきりと伝えることができます。「ターゲットとしている年代に合わせたデザインなのか」など、しっかりとしたブランディングが築けているかどうか、一度自社のホームページを見直してみましょう。

 

ホームページの運営方針を変えたい

ホームページの運営方針を変えたい場合、方針により機能やデザイン、コンテンツなどが異なるため、リニューアルが必要になります。

例えば、「企業案内」のホームページから、積極的に「集客」に力を入れたホームページに変更したい場合は、集客が可能になるコンテンツや機能を導入します。BtoB企業であれば、サービス内容・導入実績・FAQ等のコンテンツを充実させ、さらに問合せや資料請求に繋げるための導線を考えなければなりません。
「このホームページの最終目標は何か」を明確にし、その目的に合ったホームページにリニューアルしていきましょう。

また、ホームページのリニューアルをする際は「効果」も把握し、運営しているホームページの目的に合ったリニューアルを実行していくことも大切です。
ホームページのリニューアルをすることで得られる効果については、以下をご覧ください。
>>ホームページのリニューアルの効果は?項目別に詳しく解説

 

3.ホームページリニューアルの手順

ホームページのリニューアルは段階によって、やるべきこともさまざまです。
ホームページのリニューアルの大まかな手順は、以下の通りです。

  1. 現状把握と課題整理
    現在のホームページの課題を洗い出す
  2. 目的と方針を決める
    サイトの目的やコンセプトを決定する
  3. サイトの構成
    ホームページのページ数やコンテンツの内容などを決める
  4. デザインとコーディング
    ホームページのデザインやコンテンツを形にする
  5. 公開、運用
    ホームページを公開、運用する

ホームページリニューアルの手順について、さらに詳しい内容は、以下をご覧ください。
>>ホームページのリニューアルは必要?効果・タイミング・進め方を解説

ホームページをリニューアルする場合、まずはホームページの現状をしっかりと把握し、リニューアル内容を決定することが大切です。
社内でアクセス解析などができる専任者がいない場合は「無料サイト診断」から自社ホームページの分析を行ってみることをおすすめします。課題や問題点を把握し、的確なリニューアルを行うためにお役立て下さい。
>>無料サイト診断の詳細を見てみる

「ホームぺージリニューアルガイド」では、ホームページをリニューアルするにあたって注意すべき点や必要な作業のステップを分かりやすく解説しています。無駄のない効率的なリニューアルの参考にしてみてください。
>>「失敗しない!BtoBホームぺージリニューアル徹底ガイド」をダウンロードする

 

4.まとめ

ホームページをリニューアルするタイミングやその手順についてお伝えしてきました。リニューアルのタイミングは企業やホームページの運営状況によって違います。
しっかりとタイミングを見極めて適切なリニューアルを行うことで「企業の生産性」、「イメージのアップ」、「集客力の向上」、「お問合せ・購入数の増加」など様々な効果が期待できます。

しかし、ホームページリニューアルの効果を存分に発揮するためには、専門の知識が必要です。自社で専門のスタッフを雇用する方法もありますが、マーケティングに強い制作業者に相談することで、より効果的なリニューアル方法を提示してくれるでしょう。
リニューアルするか迷っている・・・という段階でも大丈夫ですので、ホームぺージに関するお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人
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KBI WEB SERVICE 編集担当

関西ビジネスインフォメーション株式会社(KBI)のWEBマーケティング担当です。
ホームぺージ制作やWEBマーケティングに関する知識やノウハウを発信しています。
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