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自動車関連の展示会・モーターショーを一覧でご紹介【2025年】

2024/12/25

自動車関連の展示会には種類があり、毎年数多くの展示会が開催されています。
本記事では、2025年に開催される自動車関連の展示会・モーターショーを一覧で紹介します。
また、本記事後半では、自動車業界の現状や今後の動向についても触れていきます。

1.自動車関連の展示会一覧

以下では、自動車関連の展示会を一覧で紹介します。

日程によっては、展示会が終了してしまっている可能性もありますが、展示会は基本的に毎年、または数年に一度の頻度で開催されていることが多いため、翌年以降の参考にされてください。

自動車関連の展示会一覧

国内の展示会

展示会名

概要

開催場所

会期

東京オートサロン 2025

世界からも注目を集めるカスタムカーショー

幕張メッセ

 (千葉県)

2025年1月10日(金)

  〜12日(日)

オートモーティブワールド 2025

世界中の自動車・自動車部品メーカーとサプライヤーとの技術相談、商談の場

1月:

東京ビッグサイト

 (東京都)

9月:

幕張メッセ

 (千葉県)

10月:

ポートメッセなごや

 (愛知県)

1月:

2025年1月22日(水)

  ~24日(金)

9月:

2025年9月17日(水)

  ~19日(金)

10月:

2025年10月29日(水)

  ~31日(金)

ジャパンキャンピングカーショー2025

国産車から輸入車まで様々なキャンピングカーが展示・販売される商談会

幕張メッセ

 (千葉県)

日本各地で実施予定あり

2025年01月31日(金)

  〜3日(月)

大阪オートメッセ2025

自動車とカスタマイズを軸にした、多様なエンターテイメント・モーターショー

インテックス大阪

 (大阪府)

2025年2月7日(金)

  ~9日(日)

ノスタルジック2デイズ  2025

クラシックカーの雑誌が合同で主催する、日本最大級のクラシックモーターショー

パシフィコ横浜

 (神奈川県)

2025年2月22日(土)

  〜23日(日)

国際オートアフターマーケットEXPO 2025

自動車の売買、整備、メンテナンスなど、様々なアフターサービスに関する展示会

東京ビッグサイト

 (東京都)

2025年2月26日(水)

  ~28日(金)

人とくるまのテクノロジー展 2025

自動車業界の人に向けた、国内最大級の自動車技術展

5月:

パシフィコ横浜

 (神奈川県)

7月:

Aichi Sky Expo

 (愛知県)

5月:

2025年5月21日(水)

  ~23日(金)

7月:

2025年7月16日(水)

  ~18日(金)

BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2025 

環境に優しい高機能モビリティを活用した未来志向のまちづくりを推進する展示会

新宿住友ビル 三角広場

 (東京都)

2025年6月11日(水)

  〜12日(木)

オートサービスショー2025

国内外より自動車整備検査用機器を一堂に集めた展示会

東京ビッグサイト

 (東京都)

2025年6月19日(木)

  ~21日(土)

ジャパンモビリティショー2025

自動車産業の枠を超えて、未来のモビリティ社会創造に向けた展示会

東京ビッグサイト

 (東京都)

2025年10月30日(木)

  ~9日(日)


海外の展示会

展示会名

概要

開催場所

会期

Bharat Mobility Global Expo 2025

インドを代表するグローバル モビリティショー

Bharat Mandapamなど

3会場 (インド)

2025年1月17日(金 )

  ~22日(水)

AMR 2025 – Auto Maintenance & Repair Expo

自動車アフターマーケット(整備・修理)の展示会

Beijing New International Exhibition Center

 (中国・北京)

2025年3月31日(月)

  ~4月2日(水)

注目の自動車関連の展示会

記事内で紹介したように、自動車関連の展示会は数多く開催される予定があるため、「どの展示会に出展または足を運ぶか…」と迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで、以下では国内で行われる自動車関連展示会の代表的なものを2つ紹介します。

オートモーティブワールド

オートモーティブワールドとは、クルマの先端テーマ(カーボンニュートラル、自動運転、コネクティッド・カーなど)の最新技術が一堂に集結した展示会です。世界中の自動車メーカー・自動車部品メーカーとサプライヤーとの技術相談・商談の場として年々規模を拡大しています。


東京・名古屋で年3回開催され、2025年は自動車業界において重要性が増してきたサステナブル技術の専門エリアが誕生します。

過去の開催実績

 

 

出展社数

来場者数

2024年10月 @ポートメッセ名古屋

205

27,039

2024年9月 @幕張メッセ

61

22,623

2024年1月 @東京ビッグサイト

404

77,744

※来場者数は同時開催展示会(ネプコン ジャパン/Factory Innovation Week /スマート物流 EXPO/ウェアラブル EXPOなど)を含む

国際オートアフターマーケットEXPO

国際オートアフターマーケットEXPOとは、自動車のアフターマーケットの活性化を目的とした国際的コンベンションです。自動車関連のビジネス関係者が一堂に集まる展示会で、国内外合わせて約400社もの企業が出展します。
自動車の売買、整備、メンテナンスをはじめ、自動車を取り巻く環境・インフラなど様々な自動車アフターサービスに関わる最新情報・業界動向が集まります。

過去の開催実績

 

 

出展社数

来場者数

2024

418

17,097

2023

264

14,155

2.自動車関連の展示会にはどんな種類がある?

自動車関連の展示会には、どのような種類があるのでしょうか。本記事では、以下の3つを紹介します。

来場型による展示会・見本市

来場型による展示会・見本市では、大きなイベント会場の来場者に向けて自動車製品やサービスを展示し、商取引や情報収集がなされます。
基本的に上部の一覧に記載している展示会は、来場型による展示会となります。

オンラインによる展示会・モーターショー

オンラインによる展示会・モーターショーを利用することで、リアル展示会と比べて以下のようなメリットがあります。

  • 出展費用を抑えられる
  • 世界中の見込み顧客にリーチ・商談ができる
  • アプローチの最適化がしやすい
  • 現地にいかなくても良い

実施例として2024年11月に「“くるまからモビリティへ”の技術展 2024 ONLINE」が開催されました。

その他|次世代型などの技術発展に特化した展示会

そのほかにも、次世代型モビリティなどの展示会が増加しています。以下では、具体例を紹介します。

次世代交通システムに関する展示会

たとえば、「BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2025」は、環境にやさしい電動モビリティを活用したまちづくりを推奨した未来志向の展示会です。

MaaSに関する展示会

MaaS(Mobility as a Service)とはあらゆる交通手段での移動を、ICT(情報通信技術)を活用してシームレスに結びつけ、1つのサービスとして捉える概念のこと。
たとえば、オートモーティブワールドの構成展のひとつである「MaaS EXPO」では、MaaS関するモビリティサービスや決裁ソリューションなどが展示されます。


3.自動車業界の現状や今後の動向

自動車業界は技術革新に伴い、日々進化し続けています。その一方で、まだまだ多くの課題を抱えているのが現状です。以下では、自動車業界の現状や今後の動向について解説します。

2024年までの自動車業界の現状とは

現代は自動車業界にとって「変革期」といわれています。今後、自動車業界がよい方向に発展していくためには、抱えている多くの課題を解決していかなければなりません。
具体的には、以下のような課題を抱えているのが現状です。

1. 人手不足
少子高齢化による労働人口の減少だけでなく、若者の車に対する関心が薄れていることなども原因に挙げられています。

2. 消費者の行動変化
車を所有すると維持費がかかることから、所有するよりシェアやレンタルなどの手段を選択するケースが増えているといわれています。

3. デジタル需要の増加
デジタル需要の増加に伴い自動車業界でもコネクティッド・カーの需要が増えつつあるため、さらなる技術革新が必要とされています。

※コネクティッド・カー:インターネット通信技術(ICT)を搭載し、最新の道路状況を取得したり車両の状態を判断してしかるべき対応を取ってくれる自動車

4. 世界的な半導体不足
世界的な半導体不足の影響から、自動車の生産が追いついていません。

2025年からの自動車業界の展望

では、2025年以降自動車業界はどのような変革を遂げていくのでしょうか。以下では、2025年からの自動車業界の展望について触れていきます。

電気自動車(BEV)の普及

まず、電気自動車(BEV)の普及についてです。
地球温暖化に大きく影響を与えるガソリン車によるエネルギーの排出を抑制し、2050年をめどに各国が目指しているカーボンニュートラルに取り組むため、電気自動車への転換が進んで行くことが予想されます。

しかし、現時点では世界と比べると日本の電気自動車の普及率は、低い水準といわざるをえないでしょう。価格面や実用面で課題があり、消費者が安心して電気自動車の購入に踏み切れないことが一因に挙げられています。

日本で電気自動車が今以上に普及していくためには、電力インフラによる充電スケジュールの管理や日本全体での充電スタンドの設置が必要となってくるでしょう。

モビリティサービスの需要が高まる可能性

「モビリティサービス」とは、自動車などによる目的地までの移動・運搬に関するさまざまなサービスのことです。最近では、カーシェアやサイクルシェア、電動キックボードなどの利用者が増加しています。
現代の社会課題が解決される可能性があることや、モビリティサービスと親和性の高いスマートフォンの普及率が増えたこと、自動車業界の新しいビジネスとなる可能性があることなどを理由に、モビリティサービスの需要がますます増えることが予想されます。

自動車業界をとりまく市場の変化

消費者の行動変化や、MaaSなどの需要が高まっていく中で、消費者から自動車業界に求められているものが変わっていきます。

たとえば、自動車メーカーは、製品を提供するのではなく「サービス」を提供するようになることが考えられます。そのためには、これまでの自動車業界の構造を一新し、新しく自動車業界に参入するものが必要となるでしょう。

自動車の技術革新と進化

自動車の技術革新と進化によって、自動運転技術も進展していきます。電気自動車関連の技術や自動運転に関する技術をもった人材が重宝されるようになるでしょう。

自動車業界に求められている変化を実現していくには

自動車業界に求められている変化を実現していくためには、DX化が必要だと考えられています。

DXとは、AIやIoTなどのデジタル技術を用いることで商品やサービス、ビジネスモデルを変革することです。特に、自動車業界で注目されているのは「CASE」と呼ばれているものです。CASEとは、以下の4つの頭文字からとった造語で、自動車業界に変革をもたらすものと考えられています。

  • Connected(コネクテッド)
  • Autonomous (自動運転)
  • Shared(シェアリング)
  • Electric(電動化)

CASEは、自動車業界が抱える現状に対応するための重要な施策です。


4.まとめ

本記事では、2025年に開催される自動車関連の展示会・モーターショーを一覧で紹介しました。
自動車関連の展示会はさまざまな種類があり、国内でも海外でも開催されています。
自動車の展示会といっても各展示会によってテーマや出展サービスは様々です。
出展・来場の際には、展示会の概要を事前に確認した上で展示会を選ぶようにしましょう。


この記事を書いた人
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展サポ 編集担当

展サポは、展示会出展をトータルでサポートするサービスです。

展示会の効果を最大化するためのノウハウをコラムで発信しています。

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