コラム
業務改革・改善の第一歩 ~業務可視化~
2023/04/07
皆さまは昨今、「業務改革(BPR)」や「業務改善」という言葉をよく耳にしているのではないでしょうか。
特にコロナ禍の影響もあり、今ではどの会社でも重要視されています。ただし、そもそも業務改革と業務改善は似て非なるものです。
「業務改革(BPR)」とはBusiness Process Re-engineeringの略称であり、既存の枠に捉われずにゼロベースで組織や制度、業務プロセスの再構築をするための取り組みです。
よって、目的は質的な変化です。インターネットの用語解説にも、“業務本来の目的に向かって既存の組織や制度を抜本的に見直し、プロセスの視点で、職務、業務フロー、管理機構、情報システムをデザインしなおすこと”とあります。
(注釈:BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング) | 用語解説 | 野村総合研究所(NRI))
一方、「業務改善」とは、既存の枠の中でのプロセスの見直しを実施する事であり、目的は量的変化(コストや作業時間の削減)です。
しかし、取り組む際にはどちらにも同じ重要なファクターが存在します。それは現状を把握する「業務可視化」です。
昨今よく耳にするDXや業務改善は、現状と目指すべき姿を埋めるための手段であり、手段を検討する前には必ず現状を把握し、問題・課題を精査する必要があります。
現状を把握する「業務可視化」が目指すべき姿への第一歩となり、その後の方向性を導くことができるのです。
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