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サイト制作

【決定版】ホームページ制作会社の選び方!4つのコツと料金相場も紹介

2022.08.16

制作会社の選び方

「ホームページ制作をプロに依頼したいが、制作会社の選び方がわからない」そんな悩みを抱えている人も多いはず。
そこで今回は、ホームページ制作会社の選び方をご紹介します。
「ホームページ制作の依頼で失敗したくない!」という方は必見ですので、ぜひ最後までご覧ください。

1.失敗しがちなホームページ制作会社の選び方とは?

WEB制作会社

ホームページ制作を依頼する際、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。これからご紹介するエピソードは、ホームページの制作でよくある失敗談です。ホームページ制作を進める際の参考にしてください。

ホームページ制作会社の得意分野を理解せずに依頼した

ホームページ制作会社と契約を交わしたあと、デザインや機能の追加を依頼しても「それは弊社ではできかねます。」と断られるケースもあります。
プロの制作会社とはいえ、それぞれの会社には得意・不得意の分野があることを理解しておきましょう。

例えば、アニメーションや動画など動きのあるホームページのデザインが得意な会社もあれば、SEOやマーケティングなどのノウハウを強みにしている会社もあります。依頼先がどのような分野を得意としているかを把握した上で、ホームページの目的に合った会社を選ぶのが良いでしょう。

価格の安さだけで依頼して低品質のホームページになった

ホームページ制作を外注する上で、コスト面が気になる方も多いです。しかし、価格を抑えることだけを重視して制作会社を選ぶと、思わぬトラブルを招くことも。

【例】制作スキルが未熟でサイトのクオリティが低い
   修正回数に制限があり納得できるまで調整できない など

また、納品されたサイトを確認して「もう少しデザインを変更したい」「一部テキストを削除したい」といった微修正の要望を伝えたところ「別途料金を頂戴します」との返答が・・・。結果的に、サイトが完成した頃には当初の見積もりよりも高い金額を支払うことになってしまったというケースもあります。

思った通りのホームページに仕上がらなかった

「自分の思い描いたホームページの構成やデザインを制作会社に伝えたはずなのに、上がってきたデザインが思っていたものと全く違った・・・」このようなトラブルは、ホームページ制作を依頼した人であれば経験がある人もいるでしょう。

その後、修正を依頼してみたものの、一向に理想のホームページとはならず、泣く泣く妥協してサイトが完成した、というケースもあります。
プロに依頼したとしても、必ずしも思った通りのホームページに仕上がるとは限りません。制作会社の選定を見誤ると、このようなトラブルが発生することがしばしばあるものです。

 

2.自社に適したホームページ制作会社を選ぶためのコツ

それでは、ホームページ制作会社はどのように選べば良いのでしょうか?ホームページ制作の依頼で失敗しないためのコツをご紹介します。

ホームページの目的を具体的に決める

誰に何を伝える

ホームページを作成するにあたり、そのホームページを通して「誰に」「なにを」発信したいのか、方向性を具体的に決めておきましょう。

誰に向けたホームページを作成するのか?

まずホームページの作成に着手する前に、これから作るホームページを誰に向けて作るのかを今一度考えてみましょう。「企業や商品にまだ馴染みが薄い新規顧客」に向けて作る場合もあれば、「既存の顧客」をターゲットにホームページを作るケースもあるでしょう。
ホームページ制作を依頼するにあたって、ターゲットとなる顧客像を決めることは重要です。
誰に何の情報を伝えるのか、このような前提条件を前もって決めておくことが、適切なデザインや構成などを決定していく大事な判断材料になるのです。

なにを伝えるホームページを作成するのか?

ホームページを利用して「誰に」情報を発信するのかが決まったら、次は「なにを」発信するのかを考えていきましょう。
一言でホームページと言っても、顧客獲得・採用・お客様満足度の向上・ブランディングなど、ホームページの使い方は様々です。

逆に、ホームページを利用して「誰に」「なにを」伝えたいのかを決めておけば、あとはそれらを依頼時に制作会社に伝えるだけ。
ホームぺージの目的やその他の要望を踏まえ、最適なデザインや構成を提案してくれるでしょう。
また、事前にホームページ制作の目的や理想のイメージをすり合わせることで、「上がってきたデザインが思っていたのと違う…」といったトラブルを防ぐことにつながります。

ニーズがあいまいな場合は企画もできる会社を選ぼう!

サイトの目的や方向性を決めることは重要ですが、企業によっては以下に代表されるような様々な理由で自社のニーズが不明確な場合も多くあります。

  • 部署によって希望のホームページ内容の意見が異なる
  • 商品が豊富なため、ターゲットを絞り込めない・新興企業のためコーポレートイメージが定まっていない
  • ホームページで何を伝えたらいいのか分からない

このように自社のニーズがあいまいな場合は、ホームページの企画や戦略から提案してくれる制作会社を選ぶのがおすすめです。
ホームページのデザインだけでなく、WEBマーケティングを得意としている制作会社は多いです。サイトの目的、ターゲット、他社との差別化ポイントなど、ホームページを作成する上で基盤となる戦略を一緒に考え、提案してくれる会社を選びましょう。

 

ホームページ制作会社の実績から得意分野を把握しておく

依頼先がプロの制作会社であっても、得意・不得意の分野があることも。
例えば、WEBデザインよりもシステムや細かな機能の開発が得意な制作会社に対して「トレンドをおさえた見栄え重視のサイトにしたい」と注文しても、対応してくれないケースもあります。
このようなトラブルを回避するためには、事前に候補にあがっているホームページ制作会社の得意分野を把握しておくことが重要です。
そのためには、制作会社のホームページから各企業の特徴やこれまでの制作実績を確認してみましょう。掲載されていない場合は直接問い合わせてみるのも良いかもしれません。

 

ホームページの依頼内容の範囲や委託の割合を考えておく

サイト制作の依頼範囲

ホームページを作成するためには、企画・構成・デザイン・テキストなど様々な材料が必要となります。
ホームページ制作を依頼する際は、事前にどこまでを自社で用意して、どの範囲を外注するのかを決めておくと良いでしょう。自社のニーズに沿ったサービスを提供してくれる制作会社を選びやすくなるのでおすすめです。
所要時間としてはボリュームにもよりますが、1~3ヶ月程度が一般的です。

【全部委託】企画からすべてを依頼する場合

企画からすべてを依頼する場合は、自社でかける手間を最小限におさえることができます。ニーズがあいまいであったとしても、丸投げで発注できるのが最大のメリット。
費用はかかりますが、構成や素材、キャッチコピー、テキストなど、プロに依頼することで質の高いホームページが期待できます。

【部分委託の例】企画・構成・デザイン|テキストは自社で行う場合

企画・構成・デザインのみを依頼する場合は、サイト内に記載するキャッチコピーや文章などのテキストを自社で用意する必要があります。
丸投げで委託する場合と比べ、コストをおさえられるのが最大のメリット。
ホームページ作成の知識はないが、なるべくコストをおさえたいという企業におすすめです。

また、テキストの準備には専門的な知識が必要ないため、わざわざ外注せずとも自社で解決できるというケースも多いようです。
部分委託を検討する場合は、あらかじめホームページを作成する目的が定まっているとテキストの用意もスムーズに進められるでしょう。

【部分委託の例】デザインのみ|企画、構成、テキストは自社で行う場合

デザインのみを依頼する場合は、ホームページの企画・構成が固まっており、サイト内に記載するテキストも自社で用意する必要があります。
こちらは、今回ご紹介するホームページ制作のパターンの中で、最も価格を安く抑えることができるのがメリット。
ある程度ホームページ作成のノウハウがあり「構成やテキスト」は社内で対応できるが、デザインやWEB上への実装(コーディング)は委託したい企業におすすめです。

デザインを作るためには、ホームページの企画・構成が基盤になるため、制作費用をおさえる分、企画・構成にはある程度時間をかけても良いかもしれません。
その詳細や背景をしっかり制作会社に伝え、認識をすり合わせた上でデザインを提案してもらいましょう。

>>参考記事:効果的なホームページ構成の考え方は?テンプレートもご紹介

ホームページ制作依頼の委託料金相場

ホームページ制作を依頼する場合、作業の全てを委託する「全部委託」または一部のみを委託する「部分委託」によって料金が変わってきます。ここでは、依頼の範囲による料金の違いをご紹介します。

依頼の範囲 費用の目安(10ページ前後のホームページの場合)
全部委託

100万前後~

部分委託 サイト設計費 :20万前後


デザイン費  :15万円~30万

コーディング費:15万円~30万

(テキスト作成費は内容や量により変動)

※パソコンに対応したページのみの金額
※レスポンシブ対応としてスマホ版も追加で作成する場合はデザイン費、コーディング費が半額程度で上乗せ

 

ホームページを作成後もアフターフォローがある会社を選ぶ

ホームページをはじめとするWEBサイトは、作成することがゴールではありません。むしろ、完成したサイトを使って目的を果たすためのスタート地点といえるでしょう。
そのため、当初設定した目的を達成するためには、完成したサイトを日々更新したり運用したりする必要があります。
また、サーバーの管理なども必要となりますが、これにはある程度専門的な知識が求められることも。

ホームページ制作会社によっては、このようなサイトの運用や管理などのアフターフォローが充実しているところもあります。
その分ランニングコストが発生してしまいますが、日々の煩わしい業務を簡素化できるという点では、依頼する価値はあるといえるでしょう。

 

3.まとめ

ここまで、ホームページ制作会社の失敗しない選び方についてご紹介してきました。
ホームページを作成するにあたって、どこまでを外注して、どこまでを自社で担うのかをあらかじめ線引きをして依頼をするのがポイントのひとつです。
理想かつ実用的で、結果につながるホームページを作るためには、信頼できるプロのホームページ制作会社を見つけましょう。

この記事を書いた人
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KBI WEB SERVICE 編集担当

関西ビジネスインフォメーション株式会社(KBI)のWEBマーケティング担当です。
ホームぺージ制作やWEBマーケティングに関する知識やノウハウを発信しています。
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