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コラム
【研修レポート】40代向けキャリア研修
40代向けキャリア研修
目次
・導入の背景
・ご担当者の声
・受講者の声
・研修後の取り組み
導入の背景
3年前に設立されたキャリア開発センターでは、社員のキャリア形成を本格的に進めるため、最初の取り組みとして年代別キャリア研修を企画しました。
企画の背景としては、当社では、従業員が自身のキャリアを考える機会として、年1回キャリアに関するアンケートや上司との面談を実施してきましたが、キャリアを考えるための知識や手段、またキャリア自律の重要性について学ぶ機会が不足していたためです。
これまでに50代および30代向けの研修を実施し、今回は40代向け研修を開催する運びとなりました。
ご担当者の声
40代の社員向けとしては初めてのキャリア研修であったため、受講対象者を40代全員としました。
そのため、プログラムを企画する中で、「40代といっても幅広い年齢の方が受講するのに 全員同じ内容でよいのか」という議論が起こり、結果として「管理職(係長)」と「主任・一般社員」で内容を一部変えて開催することにしました。
「主任・一般社員」向けでは、管理職も含めた自身のキャリアの方向性を明確に考えてもらうことを、「管理職(係長)」向けでは、自分らしい課長職像を見出してもらうことを目指しました。
どちらの階層も、受講者が自己開示しやすくなるよう、受講者同士の対話やグループワークを多く組み込んだプログラム構成にし、コミュニケーションの活性化を意識しました。
その結果、当日は早くから研修会場の空気が和気藹々とした雰囲気となり、積極的な受講意識の醸成に繋がったように思います。
更に「管理職(係長)」向けについては、当社課長職の実像を知ることで、具体的かつ幅広く課長職のイメージを持ってもらえるよう、現任課長との対話をプログラムに織り込みました。
研修当日の現任課長と受講者の対話が活性化するための仕掛けとして、研修前に現任課長への説明会を開催したり、受講者から現任課長への質問を予め提出してもらうなどの工夫をしました。
結果、当日は豊富な対話が交わされ、“自分らしい課長職を目指す”というキャリアを具体的に考える非常に良い機会になったと感じています。
受講者の声
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忙しさを理由にこれまで自分のキャリアについて考えることはなかったため、今回の研修を通じて自己分析ができ、多くの気づきを得ることができました。 |
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参加者同士のディスカッションが非常に活発で、多様な視点からの意見を聞くことができたのが印象的でした。 |
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ワークショップを通じて、自分の考えや理想の姿を整理することができました。 |
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研修を受けたことで、目指すべき管理者像が少しずつ見えてきました。 |
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目指すべき管理者像に近付くために必要な課題を、現任課長との意見交換やこれまでのキャリアの振り返りを通して認識でき、具体的なイメージを持つことができました。 |
研修後の取り組み
研修で受講者が考えたキャリアを実現するためのアクションプランの完成は、研修後の宿題という形を取りました。
そのため、このアクションプランが確実に実行出来るよう、また研修内容のフォロー機会として、受講者へのキャリア面談を実施する予定です。
このキャリア面談を経て、受講者が上司にキャリアイメージを共有し、実務の中でアクションプランを進めていく方法を考えてもらいます。
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