人事制度の理解と目標設定の仕方研修

目次

・導入の背景
・ご担当者の声
・受講者の声
・研修後の取り組み

導入の背景

当社では、2021年度に実施した人事制度の改定に伴い、管理者（考課者）向けの考課・評価に関する研修を実施してきました。これまでの研修では、基本的な考え方、目標設定、等級ごとのレベル感合わせ、考課、フィードバックをテーマに実施し、管理者に対する教育は一定レベル実施できたと考えています。

しかし一方で、一般メンバー（被考課者）に対しては、制度改定時・入社時に、考課・評価の基本的な考え方や当社の人事制度について、簡単な説明やeラーニングを実施したものの、その後は十分なフォローができていませんでした。
一般メンバーにとっても、考課・評価制度の仕組み・考え方、さらには活用方法を理解することは、今後の成長にとって非常に重要だと考えています。
そのため、一般メンバー向けにも考課・評価制度の理解浸透を図ることを目的として、今回の研修を実施することにしました。

ご担当者の声

当社の人事制度や風土に合った研修となるように、研修内容や資料の表現など工夫を行いました。事前準備では、KBI・講師にも「当社の従業員の目標設定・自己評価の傾向や課題感」をしっかりと伝えました。
その結果、「当社の現状・課題感」や「企画者の思い」が反映された研修内容になりました。

理解を促すために、事前課題・当日のグループワークも用意したことで、受講者が積極的に学ぶ機会に繋がったように思います。

また、管理者にもオブザーブ受講して貰うことで、管理者・一般メンバー双方が、当社の考課・評価制度について同じ認識を持つことができたことを感じています。

受講者の声

・	目標設定が自身のスキル、キャリアアップにも繋がる内容であることを理解できた。
・	資格等級制度や能力要件（到達レベル）などを見返し、改めて認識するきっかけとなった。
・	事前課題やワークで自身が考えた内容に、グループ内で質問や意見を貰った際、異なる事業や業務内容の方が混在していたため、普段とは異なる視点で、勉強になった。
・	管理部門で定量的な目標が立てづらかったため、参考になった。
・	自分の強みやできている部分に目を向けることは自分のためだけではなく、周囲の人の良い部分にも一層目がいくと学べた。

研修後の取り組み

今後も定期的に考課・評価に関する研修を行い、考課・評価に関する理解浸透や活用支援を行いたいと考えています。

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