業務可視化コラム
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【後編】DX推進担当の役割とは?必要なスキルや実行のポイントまでわかりやすく解説
企業のデジタル変革(DX)が急速に進む中、DX推進担当者の役割がますます重要になっています。しかし、実際に何から始めればよいのか、どのようなスキルが必要なのかわからないという担当者も多いのではないでしょうか。
この記事では、DX推進担当の具体的な役割から必要なスキル、実行のポイントまで詳しく解説いたします。
Contents
DXを推進するステップ
DX推進のステップを以下の表にまとめました。これらのステップは順序立てて実行することが重要ですが、状況に応じて前のステップに戻って見直しを行う柔軟性も必要です。
|
各ステップ |
具体的な内容 |
|---|---|
| ①DX推進に向けたビジョンを示す | DXでどのような目的を達成するのかを明確にします。経営層からのトップダウンで全社に広める形式が、DXを浸透させるうえで効果的です。 |
| ②現状と課題を把握する | 自社の現状を洗い出し、課題を明確にします。ボトルネックになっている工程や老朽化しているシステムを把握することが、次のステップへの鍵となります。 |
| ③DX戦略を策定・共有する | 現状と課題に基づき、必要な施策や方向性を経営者や現場と話し合って決めます。ビジョンや実現する目標・数値を全社で共有することが重要です。 |
| ④DX推進本部を設置する | IT人材を育成し、プロジェクトを実現するためのチームを組みます。IT知識がある人材だけでなく、交渉や調整を担当できる人材を加えることが成功の秘訣です。 |
| ⑤業務のデジタル化を実施する | 個別の業務や工程で、デジタル化を実行します。予算確保や従業員教育を欠かさず行いましょう。効果が見えやすい書類のデジタル化やWeb会議の導入などから、段階的に進めるのがおすすめです。 |
| ⑥PDCAを回す | デジタル化の効果を測定し、改善を継続します。予定より効果が上がっていない場合は原因を突き止め、適切な対策を施すことで、より効果的なDX推進が可能になります。 |
各ステップにおいて、関係者との密なコミュニケーションと、定期的な進捗確認が成功の鍵となります。特に⑥のPDCAサイクルでは、客観的な指標による効果測定と継続的な改善活動が重要です。
DX推進担当が留意するポイント
DX推進を成功させるためには、技術的な側面だけでなく組織運営や変革管理の点においても重要なポイントがあります。これらを理解し実践することで、DX推進の成功確率を大幅に向上させることができるでしょう。
トップダウンの体制を作る
DX推進にトップダウンが必要な理由は、2つあります。
●まず経営者にDXの重要性を理解してもらう
●全社的に協力が得られる体制を作る
経営層の強力なコミットメントがなければ、部署間の利害対立や予算確保の問題で行き詰まってしまう危険性が高くなります。また、現場レベルでの抵抗に対しても、経営層からの明確な方針があることで推進力を保つことができるでしょう。
定期的な経営会議でのDX進捗報告や、経営層による現場視察なども効果的な取り組みです。
リソースを確保する
DX推進には、人員・予算・時間のすべてのリソースが必要になります。DXにかける予算は、経費ではなく投資と考えることが重要です。
特にIT人材育成は、長期にわたるDXのプロジェクト遂行において非常に重要な要素となります。外部から専門家を活用するのも、有効な手段の一つでしょう。社内人材の育成と外部専門家の活用をバランス良く組み合わせることで、効率的なリソース配分を実現できます。
リソース確保においては、短期的な成果だけでなく中長期的な視点での投資効果を経営層に示すことが重要です
スモールスタートして横に広げていく
業務の基幹システムをいきなり入れ替える、工場を無人化するなど大がかりな取り組みは理解を得るまで時間がかかり、社内の強い抵抗が予想されます。既存のシステムと共存しつつ導入できるデジタル化から始め、成功体験を共有してDXのメリットを広げていくことが効果的です。
小さな成功を積み重ねることで、従業員の意識変革を促し、より大きな変革への準備を整えることができます。また、失敗した場合のリスクも最小化できるため、試行錯誤を重ねながら最適解を見つけることが可能になるでしょう。
成功事例の社内共有や、先進部署の取り組みを他部署に展開する仕組み作りも重要です。
DX推進の最初は「業務棚卸」が重要

DX推進に欠かせないのは、まず業務を棚卸し、業務プロセスとフローを見える化する作業です。「業務の見える化」は、業務のデジタル化、データ運用、改善効果の測定など、DX推進のあらゆるシーンで必要になります。
日々の業務と並行して見える化作業を行うことが困難な場合は、外部の専門家に依頼することが有効な選択肢です。
関西ビジネスインフォメーション株式会社では、DX推進における業務の見える化をサポートするサービスを提供しております。貴社の状況に合わせた最適なアプローチで、DX推進の第一歩を支援いたします。
まとめ
DX推進担当は、企業のデジタル変革を成功に導く重要な役割を担っています。技術的な知識だけでなく、コミュニケーション力やリーダーシップ、プロジェクトマネジメント力など幅広いスキルが求められます。
成功のポイントは、トップダウンの体制作り、適切なリソース確保、そしてスモールスタートから始めることです。特に業務の見える化は、DX推進の基盤となる重要な作業であり、専門家の活用を検討すべきでしょう。
DX推進でお困りの際は、関西ビジネスインフォメーション株式会社のセミナー動画や資料ダウンロードをぜひご活用ください。
