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コラム

省エネ性能を星の数で評価!BELS(ベルス) について分かりやすく解説!

  • 省エネサポート

2021.10.25update

BELSとは?

建築や省エネルギーに関する法規制や制度、評価基準など年々改正され非常に複雑で分かりにくいものになってきています。特に英語表記の頭文字を取ってアルファベットで表現されている「ZEH」(読み方:ゼッチ)「ZEB」(ゼブ)「CASBEE」(キャスビー)などなど、聞いたことはあるけれどその内容を聞かれても正確には分からないようなものも多く見受けられます。

そうした中で、2014年から国土交通省が建築物の省エネ性能の評価に特化して日本国内で初めて統一された評価の指標がBELSです。

その後、2020年4月からの「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(いわゆる建築物省エネ法)の施行に伴い一般の建築物に加えてマンションも含む住宅もその評価対象に加えて、全ての建築物の統一評価基準となったのが今回ご紹介するBELSとなります。

省エネ性能を★(星の数)で評価するラベリング制度

この「BELS」(読み方:ベルス)も分かりにくい省略アルファベットのひとつですが、なるべく分かり易く説明させていただきます。

この「BELS」を一言で説明すると、以下のようになります。

 

BELS = 建物省エネ性能の「ラベリング」制度

 

Building-Housing Energy-efficiency Labeling System(建築物省エネルギー性能ラベリング制度)の頭文字を取って「BELS」と呼ばれています。

この「ラベリング」とは、建物の省エネ性能を評価し表示することを指しますので、「★」(星)の数が多ければ多いほど良い評価ということなります。

専門的で分かりにくい建物の省エネ性能を一般の方にもなるべく分かり易く表示し、より環境性の高い建築物をどんどん普及させることを目的として、このようなラベリング制度が導入されています。

BELSの3つの特徴

BELSには、以下のように大きく3つの特徴があります。

  • 登録評価機関による第三者評価なので、信頼性が高い
  • 設計時点における評価で、住宅も建築物も用途を問わず評価可能
  • 精度と手間の違う3つの計算方法

計算過程は少し複雑で評価基準も建物用途ごとに細かく定められていますが、結果の表示は「星の数」ですので分かり易いものとなっていいます。

BELSの表示イメージ

bels01

(一社)住宅性能評価・表示協会より

それぞれのラベルをよく見ていただくと、「住宅」や「建物」の区別に加えて、「ZEH」(ゼロ・エネルギー・ハウス)や「ZEH-M」(ZEHマンション)、「ZEB」(ゼロ・エネルギー・ビル)などのアイコンと組み合わされて表示されています。

BELSプレート

bels-label

(一社)住宅性能評価・表示協会より

また、★の評価に加えてエネルギー消費量の削減率も表示されていますが、この削減率は対象となる建物用途ごとに定められた標準のエネルギー消費量からの削減率を表します。

BELSの評価基準

このBELSは設計時点での省エネルギー性能を、2つの指標で評価したものを使います。

  • 建築物の外皮性能における指標
  • 建築物で消費される一次エネルギー消費量における指標

平たく言うと、一つ目の「外皮性能」とは外壁や開口部の断熱・遮熱性能を表します。つまり、建物に備え付けられる設備に関係なく、壁や窓の仕様で決まる指標ということになります。

一方で「一次エネルギー消費量」を用いる二つ目の指標は「BEI」(Building Energy Index)を用います。このBEI(ビー・イー・アイ)の計算は以下の通りです。

bels-bei

要するに「設計仕様における一次エネルギー消費量」が、その「建物用途で決められている基準の一次エネルギー消費量」に対してどの程度少ない割合か?を表しているのが「BEI」です。

「BEI」の基準を一覧でまとめた表を以下に示します。それぞれの値より小さいと基準適合という事になります。

bels-bei-table

それぞれ上表の数字以下の場合に基準を満たす

 

BELSの評価方法

このBELSには評価の方法が3つ定められています。最も精度が高く、かつ入力の手間も多い「標準入力法」、次に主要室のみの入力で計算する「主要室入力法」、最後に最も簡便な「モデル建物法」となります。

BELSに限らず構造計算や設備計算でも同じですが、細かく設計・入力して精度を高くする方が手間のかかる反面、より実際に近い値になるため基準が緩やかになる傾向があります。

bels-bei04

3つの方法とも、国立研究開発法人建築研究所がWEB上に公開している計算支援プログラムを用いて計算するのが一般的です。

 

今回はBELSの概要について簡単にお伝えしました。脱炭素社会の実現に向けて建物の省エネ対応は今後ますます必要となってきます。

私ども省エネサポーターは、これまでにもたくさんのBELS計算のお手伝いをさせていただいておりますので、もしBELSの計算などでお困りごとなどございましたら、遠慮なくご連絡いただければと思います。

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