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実証試験で約18%の消費電力低減も。放射冷却を活用した空調室外機向け省エネ対策
実証試験で約18%の消費電力低減も。放射冷却を活用した空調室外機向け省エネ対策
エネルギー価格の高騰が続く中で、電気代の抑制は企業にとって重要な経営課題の一つです。特に空調設備は電力消費の大きな割合を占める場合があり、その効率改善が求められています。
本記事では、SPACECOOLを活用した空調室外機の温度対策について、特定条件下の実証試験結果をもとにご紹介します。
1. 施設運営を圧迫する「電気代高騰」と空調のジレンマ
施設によっては大きな割合を空調が占める場合があります。昨今の電気料金値上げは、そのまま利益を圧迫する要因となっており、従来の「設定温度を1℃上げる」といった運用努力だけでは、もはや限界に来ています。
室外機が抱える「熱のボトルネック」
空調の効率を左右するのは、屋外に設置された「室外機」です。室外機はヒートポンプにより室内の熱を外へ捨てる役割を担っていますが、直射日光によって室外機自体の筐体が過熱されると、熱交換効率が低下する場合があります。特に、屋上に設置された室外機は太陽光にさらされ続け、表面温度が非常に高くなります。これによりコンプレッサーに過大な負荷がかかり、電力消費が増大するという悪循環に陥っているのです。
2. 技術説明
これまで、室外機の温度上昇を防ぐ手段としては「遮熱塗料」や「日よけ板」が一般的でした。しかし、これらは「熱を入れない(反射する)」ことはできても、「自ら冷える」ことはできませんでした。
SPACECOOLは、これらとは根本的に異なるメカニズムを持つ「放射冷却素材」です。
宇宙の冷たさを利用する「放射冷却の仕組み」
SPACECOOLは、太陽光の熱を最大95%反射するだけでなく、独自の光学技術によって、熱を「大気の窓」と呼ばれる特定の波長で、絶対零度(約-270℃)の宇宙空間へと直接放出します。この「放射冷却」の力により、直射日光下であっても、エネルギーを一切使わずに特定条件下では外気温より低い温度を実現できることが確認されています。まさに「世界に木陰の涼しさ」をもたらす次世代の素材と言えます。
3. 実証結果
SPACECOOLを空調室外機に施工することで、具体的にどれほどのコストメリットが得られるのでしょうか。2023年夏に行われた実証試験の結果が、その効果の可能性を示す結果を証明しています。
実証試験の概要と結果
- 試験期間: 2023年7月27日〜8月10日
- 施工対象: 空冷式空調室外機
- 施工方法: 室外機の前面にSPACECOOLフィルムを貼付
【測定結果】
- 表面温度: 未施工時と比較して 7.2℃低下
- 室外機内温度: 平均 2℃低下
- 電力負荷(使用量): 約 18%の減少
施工対象に応じた適切な施工により、空調の電力消費を2割近く削減できるという結果は、施設管理におけるコスト戦略に省エネ施策の有力な選択肢をもたらします。
4. 比較説明
「従来の遮熱塗料と何が違うのか?」という疑問をよくいただきます。その答えは、「特定条件下で外気温より低い温度が確認されているか」にあります。
- 遮熱塗料: 太陽光を反射し、温度上昇を「抑える」ことはできますが、最終的な温度は外気温までしか下がりません。
- SPACECOOL: 熱を宇宙へ放出するため、「外気温よりも低い」状態を作り出すことができます。
この温度の差が、室外機の熱交換効率に効果的な差を生み、上記の実証試験では約18%の電力使用量低減が確認されています。
5. 導入効果
SPACECOOLは、性能だけでなく運用面でも優れています。
約15年の長寿命設計
設備投資において重要となるのが耐久性です。SPACECOOL(高耐久フィルムおよびマグネットシート)は、加速試験において約15年の耐候性が確認されています。長期にわたって変色や性能劣化が少なく、一度の施工で長期的なメンテナンス負担の軽減が期待されます。
選べる施工方法
- フィルムタイプ: 粘着剤付きで、室外機の形状に合わせて柔軟に貼付可能
- マグネットシートタイプ: 鋼製の筐体に「貼って剥がせる」ため、メンテナンス性も抜群です
また、本製品は 一般財団法人省エネルギーセンター主催の「2025年度省エネ大賞」 を受賞 しており、その省エネ性能と信頼性は公的にも高く評価されています。
6. 結論
電気代の削減は、単なる経費節減に留まりません。消費電力を抑えることは、そのままCO₂排出量の削減に直結し、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)課題の解決にも大きく貢献します。
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https://kbinfo.lmsg.jp/form/11711/83MwglBO
参考リンク:
-
SPACECOOL株式会社 公式サイト
https://spacecool.jp/ -
SPACECOOL正規販売店 | 関西ビジネスインフォメーション
https://kbinfo.co.jp/lp/spacecool/
お問い合わせはこちら
https://www.kbinfo.co.jp/scproject/
本記事の引用元ソース: 本記事の内容は、SPACECOOL株式会社の公式資料および当社の提供情報を基に作成されています。各数値や事例は特定の条件下での試験結果であり、使用環境により異なる場合があります。
・SPACECOOLはSPACECOOL株式会社の登録商標です。